化物語(鬼娘)
霜さんの東方リョナ絵集です。ハードなので気をつけましょう。
しかし相変わらず、塗り旨いなぁ…。
もののけの正体―怪談はこうして生まれた (新潮新書) (2010/08) 原田 実 商品詳細を見る |
最近こんなものを読んでます。
古今東西の妖怪が、文化的にどうやって生まれたかを鋭く切り込む一冊!
まあ、詳細は触れませんが、冒頭がちょっとばかり興味深いんですわね。
『安永七年(1778年)、江戸にある怪談ブームが巻き起こった。そのブームのヒロインは鬼娘。
信州の山奥から現れたという角の生えた娘だ。』
どうやら江戸の見世物小屋で、実際に行われた興行だとか。
で、当時の黄表紙本『鬼の趣向草』に、その内容が書かれているのですが。
『口は耳の根まで裂けましたが、親の慈悲にて縫い縮めました跡がござります。
歯はらんぐい歯でございます。ふくろづのと申して、角のかたちもございます。』
てな口上の後に、観客相手に凄んでみせると、まあそんな感じ。
多分こんな感じ?
この鬼娘、かなりの評判だったらしく10年以上後にも
『あの人は今!?』
みたいな特集が組まれたとか。
まあ、愚生が何が驚いたかって、200年以上前の日本人にですよ?
既に、コスプレ美少女萌え魂が刻まれているという事実!
または、異形化美少女萌え魂が刻まれているという事実!
さて、世界的に、この近年で何があったかというと、
1775-83年 アメリカ独立戦争!
1789-94年 フランス革命!!!
ちなみに、18世紀末は浅間山の噴火で全世界的に大飢饉が起こっております。
日本も世に言う天明の大飢饉が真っ盛り。
フランスでは、封建制度をぶち壊そうと民衆がいきり立ってる中、
日本では『鬼娘ブーム』。
つまり、日本人は、三度の飯より萌え美少女好きだったという訳だよ!
…とまあ、キバヤシばりに主張してみました。
ちなみに著者の原田先生は、この安永の鬼娘が『第一次鬼娘ブーム』で
第二次は、うる星やつらだと仰っております。
この分なら、第三次も必ず起こるでしょうなぁ。
…
いつ起こるのかなぁ?
◎鬼娘設定想像集(以下小屋の主人の口上)
不慣れな江戸で、色々と苦労はあったようです。
何しろ、後に見世物小屋でスターになれるご面相。
いくら凄んでも怖がる人間はおらず、逆に襲われる体たらく。
『うへへへへ…いい乳してるじゃねぇか!』
そこで見かねた地蔵菩薩(※)。
安全地帯はこちらと指し示したる見世物小屋。
以上が、当方に鬼娘が参りたる段であります。
…いや、そこ安全地帯じゃねぇだろ。
とまあ、恐らくこんなストーリーがあったに違いない。
なんか、典型的な純朴娘で、ちょっと好きになってしまった。
(※)地蔵菩薩は愚生の想像です。
ただ『仏様の導き』で見世物小屋で働くことになったのは確からしい。
◎拍手レスのコーナー
>アグ「この身、貴公に預けると言ったはず。本当にそれが貴公の望みなのか・・・?」
ラム「ごめん、今回一人旅プレイなんだ」
解雇なんて!!なんてもったいない!!
愚生だったら…うへへへへ。
>ツイッタからきますた
ようこそいらっしゃいますた。ごゆるりとおくつろぎください。
>シチュエーションは、緑bar娘が触手に襲われている所です。
そですか。
…
まあ、描くか描かないかは、後で決めさせていただきます。